ごあいさつ

こんにちは!「さすぴ」こと今井なな子です。
ブログにご訪問いただき、ありがとうございます。

ここに来られた皆さんは、きっとスペインが大好きで、スペインとつながりたい、できることならスペインで暮らしてみたいと考えている方たちが大半だと思います。
中には、大学のスペイン語学科で学んでいる、スペイン語を自習しているという方もいるでしょう。


スペインで暮らす選択肢とは?

スペインで暮らすためには、まずどのビザを選ぶかが重要です。

以下にいくつかの選択肢をご紹介します。

学生ビザ
スペインでの語学留学や大学での学位取得を目的とした滞在。

学生ビザでの滞在期間も、学業がフルタイムで継続されている場合、居住許可証の取得に必要な年数としてカウントされます。

ただし、語学学校は、滞在期間が居住許可証や永住権取得要件にカウントされないケースがあるので要注意!

就労ビザ
スペインの雇用主と契約を結び、就労ビザを取得すれば、合法的に働きながら滞在できます。

就労ビザによる滞在期間を5年積み上げれば、永住権を申請する資格を得られますが、このルートは厳しい競争を伴うため、十分な準備が必要です。

ノマドビザ(国際テレワーカービザ)
2023年に新設されたこのビザを取得すると、スペイン国外のクライアントや雇用主とリモートで働きながらスペインで暮らすことが可能に。

特にフリーランサーやデジタルノマドにとって魅力的な選択肢といえます。

非営利居住ビザ
働かずにスペインで生活することを目的としたビザ。

安定した収入源(年間28,800ユーロ以上)を証明する必要があるため、主に年金生活者や資産家向けとなります。

スペイン移住を現実にするために

私がこのブログを立ち上げたのは、スペインで暮らしたいと考えている皆さんに、現実的なアプローチを提案したいと考えたからです。

私は30年以上スペインで暮らしてきました。

最初は留学でしたが、語学学校に通うのではなく音楽を学ぶことで、いやでもスペイン語を使わなければいけない状況に身を置きました。

卒業後には、無事仕事を得て居住許可証を取得しています。

これらの経験から、きっと皆さんのお役に立てる、今一つどう行動していいのかが定まっていない人たちに道筋をつけることができると思っています。

ぜひ、自分に合ったアプローチの仕方を見つけ、アクションプランに落とし込んでいってください。

ここでもう少し私自身のことについてお話ししますね。

東京都渋谷区生まれ。

東京外国語大学スペイン語学科を卒業する直前にスペインに渡り、マドリード王立音楽院大学に入学。

在学中にプロのオーケストラの入団試験に合格し、就労許可証を取得して10年間勤務した後、現在はバスクのイルン市でフリーランス翻訳者・通訳で生計を立てています。

フリーランスになりたての2年半ほどは、生活のために飲食業界で文字通り「年中無休で」働きながら翻訳の依頼を受けるという、猛烈に忙しい二重生活を送っていました。

なんとか翻訳・通訳業だけで食べていけるようになったのを機に、念願の在宅フリーランスに。

在宅+リモートワークのおかげでコロナ過の混乱期も食いっぱぐれることがなく、しかも「職場に通わなくていい+自分のリズムで仕事ができる」ライフスタイルを手に入れて、夢のようでした。

ところが今、怒涛のように台頭してきた AI (人工知能)に、せっかく軌道に乗りつつあった仕事を奪われそうになっています。

人生、本当に何があるかわかりません。

まさに「一寸先は闇」の状態に逆戻りです。

危機感に駆られて「どうやってこの危機を乗り切るのか?これからどうやって生きていくのか?」と再び自分に問いかけてみました。

今の世は「人生100年時代」と言われています。

望むよりもずっと長生きしてしまうかもしれません。

将来的に生活に困って子供たちの世話になるのは絶対にイヤだし、だったら新たなアプローチで人生を切開いていかなければ。

というわけで、このブログは、50歳で人生のサバイバルを余儀なくされた私が、なんとか前進するために勉強を続けていく理由でもあるのです。

スペインでの経験を活かし、将来移住を考えている方々が安心して行動を起こせるような情報発信を続けつつ、スペインの文化や日常生活に関する興味深い話題も取り上げていく予定です。

夢は具体的な行動計画に変えることで実現に近づきます。

ぜひ、このブログを参考にして、ご自分に合った方法でスペイン移住を目指してください!

スポンサーリンク
今井なな子をフォローする
さすぴブログ