レシピ紹介
今回紹介する「スモークしないスモークサーモン」のレシピは、以前オーケストラで働いていた時に、同僚のチェコ人に教わったものです。
もう何年も前の話で半ば忘れかけていたのですが、最近ある有名シェフの料理本で同じレシピを目にして、突然記憶が蘇りました。
はりきって買ったはいいものの、放置してあった薫製塩(sal aumada)を引っぱり出してきて早速仕込んでみたところ、ちゃんと美味しく出来て大満足。
スモークサーモンは結構高いので、家計の助けにもなりますよね。
作り方は結構大雑把でも大丈夫です。
お好みの分量でお作りください。
レシピ
スモークしない自家製スモークサーモン
salmón ahumado sin ahumar
材料
皮付きの生鮭(魚屋にたのんでごく厚い輪切りにしてもらい、鱗と骨を取り除く)
砂糖・・・適宜
薫製塩・・・ごく少量
粗塩・・・適宜
ディルの生葉・・・3~4本
作り方
1.生鮭は厚さがなるべく均等になるように2切れ切り出す。*
* 尾に近いほうだとそのままで大丈夫ですが、今回私が買ったのは頭に近い方だったので厚い部分だけ使い、残りはと自分ご飯のおかずに回します。
2.中央部分にある小骨をピンセットなどで全て取り除いておく。
3.両方の切り身にかなり多めに砂糖をふりかける。(今回は無精白の砂糖を使用しましたが、粗目でも可)
4.ここで薫製塩が登場。砂糖の上からパラパラとふりかける。(ご飯に「ゆかり」をふりかける時の要領で)
銘柄にもよるりますが、写真の燻製塩はかなりパワフルで、ごく少量でOKでした。
5.深めの器の上に大きめに切ったラップを広げ、粗塩をたっぷりと敷く。
6.ひとつ目の切り身を皮を下にして置き、上にディルをのせてからたっぷりの粗塩で切り身が見えなくなるぐらいに覆う。
7.もうひとつの切り身を今度は皮を上にして 6 にかぶせ、ふたたび粗塩で表面を覆ったらラップでつつむ。
8. 重石をかけて冷蔵庫へ。**
**私は未開封の牛乳のブリックを使います。
二つ程のせると、少し無理して冷蔵庫に入れる感じになり、(冷蔵庫の)上の段の重みで自然に重石がかかる仕組みです。
この状態で冷蔵庫に半日〜1日置く。
9.冷蔵庫から取り出したら余分な塩を水で洗い流し、すばやく水分を拭き取る。
一度に大量に作った場合は小分けにして冷凍するか、真空パックにして冷蔵庫で保存する。
以上で完成です!
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